天窓のデメリット_雨漏りや暑さへの懸念

天井面から光が差し込む天窓は、室内が明るくなったり、風通しが良くなったりと、
生活を快適にしてくれるだけでなく、空を身近に感じながら生活できるのが魅力ですが、
一般的に伝えられている【天窓のデメリット】について、
いくつかの懸念要素を挙げ、解説します。

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天窓のデメリット 雨漏りへの懸念

天窓設置のデメリットとして、最も多く取り上げられるのが【雨漏りするんじゃないか】という不安です。
屋根の一部を開いて施工するので、どうしても雨漏りリスクがあるとか、
天窓設置は、雨漏りを覚悟しなくてはいけないという情報は心配を煽りますが、
その心配は無用と言いたいところです。

日本で販売されている住宅用の天窓はべルックスとLIXILの2社で、
(YKK AP、三協立山はベルックス製天窓を販売しています)
両社とも40年近く製品の改良を行っており、
最新の天窓は、防水性能が非常に高い構造になっています。

ベルックスが販売する天窓は、大型風洞実験装置で
台風や豪雨、梅雨を再現して実証実験を重ね、
雨漏れ(雨漏り)対策を重視した「日本専用仕様」です。
天窓トップブランドとしての品質と、日本で35年以上におよぶ実績の証として、
業界最長の長期保証を実現しています。

天窓のデメリット 暑さへの懸念

光がたくさん入る天窓は、それだけ直射日光が当たり室内温度が上がりやすいのでは?
という不安に対して、

べルックスの天窓は100%に近いUVカット率と
日射熱を約70%カットする特殊なガラスを使用しています。
2枚のガラスの間に熱の伝導を抑えるアルゴンガス層を設けたLow-E複層ガラスは、
夏は冷房効果を高め、冬は室内の暖気を外部に逃がしにくいといった効果が期待できます。

眩しさを抑えたい場合や、直射光が床や壁に当たるのを防ぎたい場合は、
ブラインドをつけることで、入ってくる光を調整できます。

ブラインドを下ろしながら窓を開閉できるタイプを選べば、
日差しを遮りながら、部屋にこもった熱を外に排出できます。

天窓のデメリット メンテナンス

天窓を設置した後のメンテナンスで気になるのが【掃除方法】ですが、
ガラスの表面に付着した汚れは雨に流され、
製品によっては汚れの溜まりやすい下方が室内から見えないように設計されているので、
こまめに掃除を行わなくても、実はさほど気になりません。

ただ、外側がどうなっているか分からないので、定期的に様子を見たいという場合は、
メーカーのアフターメンテナンスサービスを活用しましょう。
一般の方が屋根に上るのは危険が伴いますので、おやめください。
ベルックスの場合、保証期間の10年目、20年目に有償の安心点検を依頼できます。
点検自体は有償ですが、メンテナンスサービスを受けるとさらに保証期間が延長されるので、
より長く安心して使っていくことができるのでおすすめです。

ベルックスの天窓は、25年を超えるとガラス以外のパーツが無くなり
メンテナンスが難しくなるため【25年が耐久性の目安】となります。

台風や強風で飛散物がガラス部分にぶつかった時など不測の事態の安全面については、
強化ガラスを採用した天窓を選べば割れにくく安心です。
網入りガラスや合わせガラスなら、ガラスが割れたりヒビが入ったとしても、
室内に割れたガラスが散乱するといった事態は避けられます。
天窓を選ぶ際には念のためガラスの仕様もしっかりチェックしておくことが大切です。