通風性・風通しの良さは、天窓設置効果として挙げられるメリットのひとつです。
一般的な普通の窓だけの空間に比べて、換気効率は『4倍』にもなると言われています。
壁面の窓は、2ヶ所の窓を開けたとしても、
それぞれの設置方向や風向きによっては、風の循環がうまくいかない場合があります。
天窓は設置位置の高低差を活かすことで、立体的な風の循環を作り、
風の通りをスムーズにすることができます。
「暖かい空気は上に向かう」
壁面の窓から天窓へ、下から上へと空気が流れるようになる空気の性質から、
外が無風の状態でも屋内に空気の流れが生まれ、
暑い季節に部屋にこもった熱気を外に排出するのも簡単です。
リビングに限らず、お風呂やトイレ、玄関等
湿気・気温差がある場所にも天窓は有用です。
天窓を設置することで
外からの空気を取り込みやすくなり、換気をスムーズに行えます。
天窓の通気性・通常窓との比較効果をまとめます。
体感マイナス3℃【通風天窓】
温度・湿度が同じでも、風があることで涼しく感じられるのは、
汗の蒸発によって気化熱が奪われるためです。
室温が30℃近くあっても、体感温度を3℃マイナスにできれば、
生活快適温度の26℃~27℃に感じられ、不快感も軽減。
天窓を利用した通風や扇風機の活用で、夏場のエアコン使用を大幅に抑えられます。
2~4倍の通風効果
天窓は、通風効果が通常のサッシに比べて高く、
壁面の窓だけの場合と比べて、天窓を設けた場合の通気量は4倍にもなります。
2階以上の階がある住宅で天窓を開放すれば、吹き抜けや階段が風の通り道となり、
下階の開口部から入った風が上階の天窓へと導かれ、
屋内に立体的な空気の流れが生まれます。
排熱効果(ドラフト効果/温度差換気)
暖められた空気が高いところに行く性質から、
天窓(トップライト)を開けて、溜まった天井付近の熱気を排出。
排熱をすることで、室温の上昇を和らげる効果があります。
風通しの良い心地良い住まいを実現するために、
天窓の効果・メリットを活かせる【開閉式の天窓】をおすすめします。